[スポンサードリンク]
CROWN English Communication 2 Lesson3
私たちが経験できる最も美しいものは神秘である。それはすべての真の芸術と科学の源である。――Albert Einstein
OOPARTS
ちょっと考えてみよう
-
あなたは「場違いな工芸品」というものを聞いたことがありますか?
-
あなたはそれらが何であると思いますか?
-
あなたは理解や説明ができないものを見たことはありますか?
発見物のうち私たちが知っているものとはそぐわないものがあります。 それらは「場違いな工芸品」(オーパーツ)と呼ばれています。 それはまるで古代の人びとが現代の科学技術について知っていたと示しているかのようです。
1. 古代エジプトのグライダー
古代エジプト人が飛行の原理を理解していた? 「古代エジプトのグライダー」がエジプト人がそうであった(飛行の原理を理解していた)ことを示していると信じる人びともいるようです。
古代エジプトのグライダーはおよそ紀元前200年に遡ります。 それが何のために作られたのか誰も知りません。 おそらくそれはおもちゃだったのでしょう。 古代エジプトのグライダーはエジプト人が飛行の原理を知っていたことを示しているのでしょうか? エジプト人はしばしば墓のなかに実在する人工物の模型を置いた。だから古代エジプトのグライダーも実在する飛行機の模型であったかもしれない。 科学者たちはそのデザインに基づく模型を分析して古代エジプトのグライダーは飛んでいた可能性があると分かりました。
おそらくエジプト人は古代エジプトのグライダーよりも1000年前から飛行の原理を理解していました。 紀元前1280年ごろに建てられたセティ1世の寺院には、ヘリコプターのようなものを示す象形文字があります。 古代エジプト人はどこで飛行機について学ぶことができたのでしょうか?
2. さらなる飛行機
古代エジプトのグライダーのあとの数世紀、クインバヤ文明は現在の南アフリカの中間に存在していました。 クインバヤ人は黄金の工芸品で有名です。 これらの工芸品の1つが飛行機のように見えます。
その「飛行機」はおそらく昆虫か鳥の模型です。 しかしこのデザインに作られた模型は実際に飛ぶことができたと信じる人びともいます。 1990年代に、エンジンを取り付けたクインバヤの飛行機の模型は地面から離陸することができました。
ほぼ同時期にクインバヤからそんなに遠くない場所で、マヤ文明が存在していました。 古代マヤ人が宇宙旅行について知っていたと考える人びともいます。
彼らはパカル1世が埋葬された墓に注意を向けました。 彼はマヤ人を西暦615年から683年まで統治していました。 パカルの墓は彼が宇宙船の中にいることを示しているようです。 彼がマスクを着用して、手はいくつかの制御装置の上に置かれ、左足はペダルの上にあるように見えます。 外側には、ロケットエンジンのように見えるものから出る小さな火炎が見えます。
クインバヤの飛行機が現代の飛行機のように見えることやパカルの墓が宇宙船のように見えることをどうやって説明できるでしょうか?
3. 中東のビッグサークル
1920年代には、ヨルダンの砂漠でいくつかの奇妙なサークルが見つかりました。 最近、科学者たちはこれらの奇妙な人工物のいくつかの写真を撮影するため人工衛星を使いました。 それらは今では中東のビッグサークルと呼ばれています。 何人かの人によると、それらはあまりに大きいので上空から設計された場合にのみ作成され得るものだそうです。 12個のサークルがヨルダン、1つがシリア、2つがトルコで見つかりました。
これらの大きなサークルは石製の低い壁です。 あるものは1メートルの高さがある一方で、他方はわずか数センチの高さしかありません。 それらは直径400メートルあり、ほぼ完全な円形になっています。 サークル内およびその周辺で見つかった物質はそれらが紀元前4500年から2000年のものだと示しています。 そのほかのものは古代ローマ時代から7世紀までの間に建てられたようです。
これらのサークルがどのような目的で存在しているのか、どうやって作られたのかを知る人はいません。 それらは低く開口部がないので動物を飼うためには使われていなかったと考えられています。 サークルはほぼ完全で、おそらく空からさえ慎重な計画が必要とされたでしょう。 彼らはどうやってそこにたどり着いたのでしょうか。
4. 謎めいた描画物
中東のビッグサークルは唯一の謎めいた描画物というわけではありません。 クインバヤやマヤの文明と同じ地域、同年代にペルー人がナスカの地上絵を作りました。 鳥や動物の描画物でとても大きいので空からはっきりと見ることができます。 ビッグサークルのように空撮の手助けなしには作れないと考える人もいます。 それらが飛行機や宇宙船からしか見ることができないとすれば、どうしてそれらを作るために労をとらなければならないのでしょうか?
もし象形文字がヘリコプターに見えて墓が宇宙船に見えるなら、それは絵の解釈の問題です。 しかし古代エジプトのグライダーやくクインバヤの飛行機は本当に飛んでいたかもしれません。 ビッグサークルやナスカの地上絵は空撮なしに築くのが難しいように見えます。 私たちはこの謎をどのように説明できるでしょうか?
なかには早まった考えをして宇宙人が古代人を訪問したという人もいます。 他方でオーパーツはすべて偽物であるという人もいます。
どんな立場をとるとしても現在でも簡単には説明できない謎があるということを認めなければなりません。 おそらく私たちは心を開いておくべきです。 アインシュタインが考えたように、謎は「すべての真の芸術と科学の源」ですから。
Question
- 古代エジプト人のグライダーはいつに遡るものですか?
- 科学者たちが古代エジプト人のグライダーの模型を分析したとき、何が分かりましたか?
- セティ1世の寺院にある象形文字は何を表していますか?
- クインバヤ人はどこに住んでいましたか?
- クインバヤの飛行機の模型にエンジンが取り付けられたとき、何が起きましたか?
- あなたにはパカルの墓の「宇宙船」の外側に何が見えますか?
- 中東のビッグサークルはどの国で見つけられましたか?
- ビッグサークルはどれくらい大きいですか?
- ビッグサークルが動物を飼うために使用されていないと考えられるのはなぜですか?
- ナスカの地上絵は一体何でしょうか?
- 謎について人びとはどのような立場をとっていますか?
- アインシュタインによると、何が「すべての真の芸術と科学の源」でしょうか?
[スポンサードリンク]